神戸物産---3月度の個別業績は引き続き増収増益、内食需要の高まりで営業利益が前年同期比40%増

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2020年4月27日 10時14分

神戸物産<3038>は22日、3月度の月次業績(単独、速報値)を発表。売上高は前年同期比33.7%増の307.52億円、売上総利益は同35.2%増の27.56億円、営業利益は同40.0%増の18.85億円、経常利益は同35.7%増の19.28億円と増収増益となった。

3月度は、業務スーパーの新規出店が5店舗(東京都小平市、奈良県生駒郡平群町、北九州市小倉南区、大阪府吹田市、福島県東白川郡棚倉町)あった一方で、リロケーション等による退店が5店舗あったことで、店舗数は前月末と変わらずの856店舗となったが、前年同期よりは34店舗増加したことによる新店効果で売上高が増加したという。

また、直轄エリア既存店への商品出荷実績は前年同期比28.6%増、直轄エリア全店への商品出荷実績は同35.0%増、全国全店への商品出荷実績は同35.8%増と大きく前年実績を上回った。在宅勤務や外出自粛による内食需要の高まりが出荷を押し上げたとしている。

商品動向については、冷凍野菜が引き続き堅調であったほか、レトルトカレーやインスタント麺などが伸びた。

なお、新型コロナウイルスの感染拡大に対しては、感染症対策本部を設置した他、各店舗へ入場制限やアルコール設置の指導を行う等、リスク回避に努めているという。

《SF》

提供:フィスコ

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