PALTEKがS高カイ気配、5G向け好調で上期業績予想を上方修正
PALTEK<7587>がストップ高の530円水準でカイ気配となっている。前週末8日の取引終了後、第2四半期累計(1~6月)連結業績予想について、売上高を140億円から160億円(前年同期比8.1%増)へ、営業利益を5000万円から2億4000万円(同3.9倍)へ、最終利益を700万円から8000万円(同3.4倍)へ上方修正したことが好感されている。
半導体事業で5Gインフラ通信機器、計測機器向けFPGA販売や、海外携帯情報端末向けへメモリ製品販売などが想定よりも堅調に推移することが見込まれることが要因。また、新型コロナウイルス感染症の影響で複数の展示会への出展が中止になり、販管費が想定を下回ることも寄与する。なお、20年12月期通期業績予想は売上高295億円(前期比3.0%減)、営業利益3億円(同21.9%減)、最終利益1億5000万円(同51.6%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高87億5600万円(前年同期比23.1%増)、営業利益2億1200万円(同2.6倍)、最終利益7300万円(前年同期1500万円の赤字)だった。