テクノスジャパン---21年3月期は大幅増益の見込み ERP・CRM関連ビジネス、DX推進ビジネスが堅調に推移

材料
2020年5月18日 12時37分

テクノスジャパン<3666>は5月15日、2020年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比10.1%増の76.77億円、営業利益は同63.9%減の2.82億円、経常利益は同63.7%減の3.07億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同90.8%減の1.30億円となった。

ERP・CRM関連ビジネスに加え、ビッグデータ・IoT・ブロックチェーン等の活用を含めたデジタルトランスフォーメーション(DX)推進ビジネスビジネスが堅調に推移したことにより、2ケタ増収となった。

一方で、第2四半期累計期間における5.84億円のプロジェクト損失(営業損失)が大きく影響し、営業利益、経常利益が大幅減、さらに、第4四半期累計期間における有価証券評価減に伴う特別損失約5000万円も加算され、親会社株主に帰属する当期純利益が大幅減となっている。

2021年3月期通期については、売上高が前期比2.9%増の79.00億円、営業利益が同183.2%増の8.00億円、経常利益が同166.4%増の8.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同324.9%増の5.54億円を見込んでいる。

新型コロナウイルス感染症の影響で企業の設備投資への冷え込みが予測される懸念がありつつも、前年度のプロジェクト損失(営業損失)が解消され、増益基調に戻る見込みとしている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.