<注目銘柄>=東亜建、23年3月期営業益102億円を目指す

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2020年5月21日 10時00分

東亜建設工業<1885>は、21年3月期を初年度とする3カ年の中期経営計画を策定した。最終年度となる23年3月期の連結売上高目標は2340億円(20年3月期実績は1902億7800万円)、連結営業利益目標は102億円(同79億5700万円)に設定している。

既存事業の高度化(国内の港湾・海洋土木事業の堅持と進化、物流施設やPFI事業など国内建築得意分野における技術・ノウハウの差別化の推進など)や、事業領域拡大の加速(洋上風力受注強化に向けた投資、陸上土木の強化など)を掲げ、こうした事業戦略を支えるため経営基盤の強化も図る方針だ。なお、21年3月期の業績予想については、新型コロナウイルスの感染拡大による影響が見極めにくいとして現時点では未定としている。

株価は3月17日につけた年初来安値1192円と、4月22日安値1251円とでW底を形成したあと下値を切り上げる展開。足もとでは25日移動平均線と75日移動平均線とのゴールデンクロスが視野に入るなど、テクニカル妙味が高まっている。(参)

出所:MINKABU PRESS

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