荏原実業は年初来高値に接近、第1四半期営業益11%増で通期計画進捗率95%
荏原実業<6328>が大幅続伸し、1月30日につけた年初来高値2499円に接近している。同社は22日取引終了後に、20年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比11.5%増の20億3600万円となり、通期計画21億5000万円に対する進捗率は94.7%となった。
売上高は同1.8%増の115億4400万円で着地。自然災害の発生で前期から延期となっていた上下水道設備の更新案件などなどにより水処理関連事業が拡大したほか、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて陰圧装置などの売り上げが伸びたことなどが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。