凸版は一時13%高、収益性向上で20年3月期業績は営業利益が計画上振れ

材料
2020年5月29日 9時28分

凸版印刷<7911>は急伸し一時、前日比222円(12.8%)高の1963円に買われている。28日の取引終了後、集計中の20年3月期連結業績について、営業利益が570億円から660億円(前の期比44.3%増)へ、純利益が600億円から860億円(同2.1倍)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。

情報コミュニケーション事業でペーパーメディアが想定以上に縮小したほか、エレクトロニクス事業でTFT液晶やフォトマスク、カラーフィルタなどが落ち込んだ影響で売上高は1兆5200億円から1兆4860億円(同1.5%増)へ下振れた。ただ、情報コミュニケーション事業でSP関連や電子書籍の拡大、教科書採択の順調に加えて、生活・産業事業で低差益受注品の見直しや原価削減の推進があり収益性が向上した。

同時に、20年3月期の期末配当で20円の記念配当を実施し、40円の配当を行うと発表した。年間配当は60円(従来予想40円)となる。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.