ザインが大幅3日続落、第1四半期は営業赤字拡大
ザインエレクトロニクス<6769>が大幅安で3日続落している。29日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高5億6200万円(前年同期比43.1%減)、営業損益1億8600万円の赤字(前年同期5100万円の赤字)、最終損益1億円の赤字(同4900万円の赤字)と営業赤字幅が拡大したことが嫌気されている。
LSI事業で主に国内市場向けの製品出荷が低調に推移したほか、新型コロナウイルス感染症拡大の影響でAIOT事業の一部製品の出荷が遅延したことなどが響いた。なお、20年12月期通期業績予想は、売上高44億2000万円(前期比9.5%減)、営業利益700万円(同96.3%減)、最終利益2300万円(同87.3%減)の従来予想を据え置いている。