ヘリオスが反発、独自のUDC研究株が完成

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2020年6月4日 9時39分

ヘリオス<4593>が反発している。3日の取引終了後、遺伝子編集技術を用いて作成した、ヒト白血球型抗原(HLA)型に関わりなく免疫拒絶リスクを抑える次世代iPS細胞「ユニバーサルドナーセル(UDC)」の研究株が完成したと発表しており、これが好感されている。

通常、移植細胞は患者とのHLA型を一致させない場合には、免疫拒絶反応を起こすが、UDCは遺伝子編集技術を用い、免疫拒絶反応の抑制を可能にするiPS細胞。同社のUDCは、他家iPS細胞から拒絶反応を引き起こすHLA遺伝子を除去し、その細胞に免疫抑制関連遺伝子及び安全装置としての自殺遺伝子を導入した、安全な細胞医薬品の原材料となる細胞で眼科領域、次世代がん免疫細胞、臓器原基などへの活用を目指すという。

出所:MINKABU PRESS

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