「自動車」が19位にランク、消費回復の兆しに注目<注目テーマ>

特集
2020年6月5日 12時21分

★人気テーマ・ベスト10

1 デジタルトランスフォーメーション 

2 テレワーク 

3 人工知能 

4 5G 

5 コロナウイルス

6 遠隔医療 

7 半導体 

8 サイバーセキュリティ 

9 バイオテクノロジー関連 

10 電子認証

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「自動車」が19位となっている。

自動車関連株が株式市場での存在感を高めている。昨年10月の消費税増税に加えて、今年に春先に始まった新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延したこともあり、自動車需要の冷え込みが乗用車メーカーの収益を圧迫する見通しにある。しかし、足もと為替レートが円安に振れていることに加えて、中国を中心とする海外の需要に関しても消費回復の兆しも見られている。

3日の日本経済新聞電子版は、トヨタ自動車<7203>など自動車メーカーの5月の米新車販売台数について「合計で約36万2000台と前年同月から21%減少した」と報じた。外出制限が続いたものの、営業を見合わせていた販売店がほぼ再開したこともあり、販売が持ち直したという。また、世界最大の新車販売市場の中国では、中国汽車工業協会によると5月の新車販売台数は前年同月比11.7%増の213万6000台と2ケタ増になったと推測されている。中国政府が消費刺激策を積極的に実施したことが奏功したほか、他人との接触を減らす安全面対策としてのマイカー活用も注目されているようだ。トヨタ自動車の想定レートが1ドル=105円としているだけに、円安局面の今では収益へのプラス期待も持たれる。

この日は関連銘柄では大手4社のトヨタやホンダ<7267>、日産自動車<7201>、マツダ<7261>のほか、SUBARU<7270>、日野自動車<7205>なども買われている。

出所:MINKABU PRESS

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