東京株式(前引け)=反落、円高など嫌気され2万3000円台割れ

市況
2020年6月11日 11時51分

11日前引けの日経平均株価は前営業日比242円67銭安の2万2882円28銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は7億1331万株、売買代金概算は1兆1721億6000万円。値上がり銘柄数は426、対して値下がり銘柄数は1674、変わらずは64銘柄だった。

前場の東京株式市場は前日の米国株市場でNYダウが続落したことや為替の円高が嫌気され、利益確定売り優勢の地合いだった。日経平均はフシ目の2万3000円台を下回った。FOMCではゼロ金利政策を2022年末まで継続する方針をFRBが示したことを受け、金融株などに売りがかさんだ。海運、鉄鋼など世界景気敏感セクターも軟調。ただ、日銀のETF買いへの期待などもあり、日経平均は売り一巡後に下げ渋った。

個別ではファーストリテイリング<9983>が安く、トヨタ自動車<7203>も軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも安い。りらいあコミュニケーションズ<4708>が急落、三井E&Sホールディングス<7003>も大幅安。トプコン<7732>も売られた。半面、任天堂<7974>が商いを伴い大きく買われた。ソニー<6758>も堅調。ダブル・スコープ<6619>が大幅高、アイロムグループ<2372>、ライクキッズ<6065>なども値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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