伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月25日記)
日経平均株価は、昨晩のNYダウが大幅安となった流れを映して、本日の寄り付き値が下放れて始まる公算です。
本日の下げは、最近の動きが下降途中の一時的な反発に過ぎなかったことを示唆するため、寄り付きで下放れた後、すぐに下値を掘り下げる動きになると考えられます。
なお、寄り付き後、16日の安値2万1899円を前に下値堅く推移する場合、現在(6月17日以降の動き)が上昇途中の中段保ち合いとなって、目先の価格が再上昇を開始する可能性を残します。
寄り付き後の価格が下げ渋る場合、本日の安値が押し目になる可能性を頭の隅に入れておきます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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