東エレデバは大幅高で連日の年初来高値更新、半導体関連人気に乗り16年ぶり高値
東京エレクトロン デバイス<2760>が大幅高で連日の年初来高値更新。きょうは物色人気が加速し一時400円を超える上昇をみせる場面があった。時価は2004年以来約16年ぶりの高値圏にある。同社は電子部品を扱うほか設計受託も行う半導体商社で、筆頭株主は半導体製造装置国内トップの東京エレクトロン<8035>で同社の約34%の株式を保有する。世界的な半導体市況の回復を背景に同関連株は軒並み買われる流れが続いており、東エレクはきょうも上値指向で上場来高値に買われている。グループ会社の同社も半導体市況回復に伴う恩恵が大きい。理化学研究所向けでスーパーコンピューターに絡む案件も有しており、「TOP500」が発表した最新の計算速度ランキングで「富岳」が9年ぶりに世界一の座を射止めたことが報じられるなか話題性も内包している。