マザーズ指数は5日続落、バイオなどに売り、IPOグッドパッチ初値4倍/マザーズ市況

市況
2020年7月1日 18時06分

本日のマザーズ市場では、バイオ・ヘルスケア関連株を中心に売りが出る一方、EC(電子商取引)関連株などに押し目買いが入った。マザーズ指数は後場中ごろまで前日終値を挟み一進一退の展開だったが、東京都の新型コロナウイルス感染者数の増加が伝わると、日経平均とともに弱含んだ。なお、マザーズ指数は1月下旬以来となる5日続落、終値では6月15日以来の1000pt割れとなった。売買代金は概算で1973.62億円。騰落数は、値上がり98銘柄、値下がり219銘柄、変わらず7銘柄となった。

個別では、売買代金トップのアンジェス<4563>が8%超の下落。新型コロナウイルスワクチンの治験を始めたことが各種メディアで報じられているが、材料出尽くしとの見方があった。ほかにバイオ・ヘルスケア関連のPSS<7707>やSOSEI<4565>、直近IPO(新規株式公開)銘柄のコマースワン<4496>も大幅安。SOSEIは海外公募増資等の実施を発表している。また、MacbeeP<7095>は手仕舞い売りがかさみ下落率トップとなった。一方、時価総額トップのメルカリ<4385>、直近IPO銘柄のロコガイド<4497>、ネットショップ作成支援のBASE<4477>などが上昇。今期業績予想を上方修正したステムリム<4599>とSERIOHD<6567>は買い気配のままストップ高比例配分。サービス連携を発表したDDS<3782>や好決算のフィードフォース<7068>もストップ高水準まで買われた。

なお、グッドパッチ<7351>は上場2日目の本日、公開価格の約4倍となる初値を付けた。

《HK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.