<動意株・2日>(大引け)=MTI、Aバランス、スーパーVなど

材料
2020年7月2日 15時06分

エムティーアイ<9438>=大幅続伸。同社は1日、自社の基礎体温記録アプリ「ルナルナ 体温ノート」が、オムロン<6645>グループのオムロンヘルスケアの婦人電子体温計「MC-652LC」とデータの連携を開始したと発表。これにより、国内すべての転送機能付き婦人体温計との連携が可能になったといい、ユーザ数の更なる拡大などが期待されているようだ。また同日には、埼玉県杉戸町や秩父市、岡山県玉野市、山口県田布施町、兵庫県小野市、兵庫県多可町、広島県庄原市で母子手帳アプリ「母子モ」の提供を開始したことも明らかにしている。

Abalance<3856>=一時ストップ高、商い増勢で注目集まる。株価は700円台前半のもみ合いを経て、きょうは一時ストップ高と850円台まで一気に水準を切り上げてきた。法人向けソフト開発を祖業とするが、現在は太陽光発電事業に経営資源を注いでいる。政府が打ち出した「ムーンショット型研究開発制度」では、ターゲットの1つに「地球環境再生のために、持続可能な資源循環の実現による、地球温暖化問題の解決(Cool Earth)と環境汚染問題の解決(Clean Earth)を目指す」という目標が掲げられており、同社はその関連有力株との位置づけで、株価の先高を見込んだ投資資金が流入している。6月中旬にマドを開けて急騰したが、ここで日足一目均衡表の雲抜けを果たしており、中期的にも13週・26週移動平均線のゴールデンクロス接近で注目されやすいタイミングにあった。

スーパーバリュー<3094>=ストップ高。同社は埼玉県を中心に食品スーパーとホームセンターを併設した複合店舗を展開。外出自粛による「巣ごもり消費」に加え、東京に勤務している「埼玉都民」の需要がテレワークで地元に回帰するとの期待が浮上している。同社の4月の既存店売上高は前年同月比12.6%増、5月は同14.2%増と好調。業績拡大期待で同社株には買いが集まっている。

ビープラッツ<4381>=急反発で年初来高値更新。1日取引終了後、サブスクリプション統合プラットフォーム「Bplats」が明電システムソリューションが提供する「MEIDEN SOLUTION PASS」に採用されたと発表しており、これを材料視する買いが入っている。MEIDEN SOLUTION PASSは、明電システムソリューションが販売する労働災害をVRで疑似体験できる「VR 安全体感サービス」の各種コンテンツや関連機器など取り扱うマーケットプレイス。6月25日に発表したNTTデータ<9613>の電気事業者向けクラウドサービス「ECONO-CREA」に続く採用で人気が高まっている。

総医研ホールディングス<2385>=急伸。1日の取引終了後、集計中の20年6月期の連結業績予想について、売上高が80億円から90億円(前の期比18.9%増)へ、営業利益が8億8000万円から10億円(同15.5%増)へ、純利益が5億8000万円から6億5000万円(同17.5%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。中国の流通企業である杭州高浪との資本・業務提携効果もあり、化粧品事業で「モイストクリームマスクPro.」を中心とする中国市場向け商品の販売が拡大傾向で推移したことが要因としている。また、業績上振れに伴い、従来4円を予定していた期末一括配当を5円に引き上げるとあわせて発表した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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