NY株式:NYダウ459ドル高、予想上回る6月ISM非製造業景況指数で見通し改善

市況
2020年7月7日 7時00分

米国株式相場は続伸。ダウ平均は459.67ドル高の26287.03ドル、ナスダックは226.02ポイント高の10433.65ポイントで取引を終了した。中国当局が「健全な強い市場が重要」との見解を示し、上海総合指数が2年ぶり高値を更新するなど中国やアジアの株高を受けて買いが先行。その後に発表された6月ISM非製造業景況指数が予想以上の改善を示し、パンデミック危機前の水準を回復すると上げ幅を拡大し、終日堅調推移となった。セクター別では、小売り・テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方で、公益事業が下落した。

配車サービスのウーバー・テクノロジーズ(UBER)は食品宅配サービスのポストメーツの買収を正式発表し上昇。製薬のリジェネロンファーマシューティカルズ(REGN)はウイルス感染防止、治療薬の後期臨床試験を開始したとの報道が好感され上昇した。オンライン決済のスクウェア(SQ)はアナリストの目標株価引き上げが好感され急伸。ヘアケア用品小売のサリービューティ(SBH)は経済活動再開に伴う強い需要を明らかにし上昇した。一方で、音楽配信のスポティファイ(SPOT)はアナリストによる投資判断引き下げが嫌気され下落。大手電力のドミニオン・エナジー(D)は5日、天然ガスパイプラインと貯蔵資産の事実上全てをバークシャー・ハサウェイ(BRK)に40億ドルで売却するとともに、バークシャーが57億ドルの債務を引き受けると発表し急落。バークシャー・ハサウェイ(BRK)は上昇した。

ナスダック総合指数は史上最高値を更新した。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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