商船三井など海運株の上値指向鮮明、ばら積み船市況の急回復で見直し

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2020年7月7日 9時06分

商船三井<9104>などをはじめ海運株が総じて上値指向を強めている。新型コロナウイルス感染拡大に伴う世界景気回復の遅れに対する警戒感は拭えないものの、ここ中国の積極的な景気対策によるインフラ需要の拡大などを背景に、鉄鉱石や穀物などを運ぶばら積み船運賃が急上昇局面にある。バルチック海運指数は前週末時点で26営業日続伸と異彩の連騰を続け、この間に水準も500前後から1900近辺まで4倍近い急騰をみせている。海運セクターは以前ほどバルチック指数との株価連動性が強くないとはいえ、想定外の海運市況の回復トレンドを背景に、ここにきて買いを呼び込む根拠となっている。

出所:MINKABU PRESS

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