10日の株式相場見通し=反落、新型コロナ感染警戒でリスクオフ

市況
2020年7月10日 7時55分

10日の東京株式市場は、売り優勢の地合いとなり、日経平均は下値を試す展開となりそうだ。米国では依然として南西部の州を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、前日の米国株市場ではNYダウが360ドルあまりの下落となった。これを受け主力株中心にリスクを回避する売りに押されそうだ。国内でも感染第2波に対する警戒感が強まっていることが投資意欲の後退につながり、きょうは集中するETFの決算に伴う売り圧力も株価の下押し要因となる。ただ、米国ではハイテク株比率の高いナスダック総合指数は続伸し過去最高値を更新しており、東京市場でもテレワーク関連やITソリューション関連など新型コロナの影響を受けにくい銘柄は個別に買いが入る可能性もある。なお、きょうはオプションSQ算出日にあたり、全体売買代金は膨らむことになる。

9日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比361ドル19セント安の2万5706ドル09セントと反落。ナスダック総合株価指数は、同55.250ポイント高の1万547.750だった。

日程面では、株価指数オプション7月物のSQ算出、6月の企業物価指数など。海外では6月の米生産者物価指数、シンガポール総選挙の投開票。

出所:MINKABU PRESS

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