C&Rが急反騰、国内クリエイティブ分野の伸長で第1四半期は2ケタ増収増益
クリーク・アンド・リバー社<4763>が急反騰し、年初来高値を更新している。9日の取引終了後に発表した21年2月期第1四半期(3~5月)の連結業績は、売上高94億8600万円(前年同期比15.2%増)、経常利益10億6200万円(同34.4%増)に伸びて着地。これが好材料視されている。
国内クリエイティブ分野で主力のテレビ、ゲーム、Webの派遣・請負事業に加え、YouTubeや電子書籍などの案件が伸びたほか、韓国のテレビ局向け派遣事業を今期から再連結化した効果も売上高を押し上げた。また、新規事業の着実な進展で損益が改善したことに加え、働き方の見直しや徹底的な無駄の排除による販管費の抑制も大幅増益に貢献した。経常利益の上期計画(14億円)に対する進捗率は75.9%に達しており、業績上振れ期待も出てきている。