パソナGの21年5月期は最終利益4.2倍を見込む
パソナグループ<2168>は17日の取引終了後に21年5月期連結業績予想を発表しており、売上高3100億円(前期比4.6%減)、営業利益100億円(同5.5%減)を見込んでいる。
企業の効率的な事業活動を支援するBPOサービス(委託・請負)や再就職支援サービスの領域で企業需要の拡大が見込まれるものの、新型コロナウイルス感染症の収束時期や第2波の発生懸念など不透明感が強く、それによる国内企業の事業活動や人材採用に影響が生じるものとしている。また、前期に計上した固定資産の減損損失の一時的な要因がなくなるため、純利益は25億円(同4.2倍)になると予想している。
なお、20年5月期決算は、売上高3249億8400万円(前の期比0.6%減)、営業利益105億7700万円(同11.8%増)、純利益5億9400万円(同69.9%減)だった。