本日注目すべき【好決算】銘柄 富士通ゼ、ディスコ、コスモバイオ (21日大引け後 発表分)

注目
2020年7月22日 7時01分

21日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

富士通ゼ <6755>   ★上期経常を67%上方修正

◆21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比59.8%増の46.2億円に拡大して着地。新型コロナウイルスの影響で欧州向けを中心とした海外向け空調機の販売が減少したものの、コスト削減の進展や為替相場の好転、費用支出の減少などで採算は大きく改善した。情報通信システムや電子デバイスの販売が増加したことも大幅増益につながった。

業績好調に伴い、上期の同利益を従来予想の30億円→50億円に66.7%上方修正。減益率が49.6%減→15.9%減に縮小する見通しとなった。

コスモバイオ <3386> [JQ]  ★上期経常を66%上方修正、通期も増額

◆20年12月期上期(1-6月)の連結経常利益を従来予想の2.9億円→4.8億円に66.2%上方修正。売上高が計画を上回ったことに加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響による営業活動自粛などで経費が減少したことも利益を押し上げた。

上期業績の好調に伴い、通期の同利益も従来予想の4.9億円→6.6億円に34.7%上方修正。増益率が4.3%増→40.4%増に拡大する見通しとなった。

ディスコ <6146>   ★非開示だった上期経常は13%増益・13円増配へ

◆21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比12.8%増の91.1億円に伸びて着地。顧客の設備稼働率が高水準で推移するなか、精密加工ツールの出荷が増加したことが寄与。製品構成の良化に加え、販管費が微増に留まったことも増益につながった。なお、新型コロナウイルスの感染が広がるなかでも顧客が投資計画を崩さなかったことから、精密加工装置の出荷が半導体の量産用途を中心に大幅に増加し、出荷額は四半期ベースで過去最高を記録した。

併せて、非開示だった上期の同利益は前年同期比12.8%増の209億円に伸びる見通しを示した。

業績好調に伴い、上期配当を104円(前年同期は91円)実施する方針とした。

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