「アウトドア」が17位にランク、夏本番で外遊びの主役として人気継続<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
2 テレワーク
3 コロナウイルス
5 5G
7 半導体
8 人工知能
9 防衛
10 SaaS
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「アウトドア」が17位と根強い人気を保っている。
GoToトラベルキャンペーンは7月22日に始まったものの、新型コロナウイルス感染症の影響で海外旅行や人混みになりやすいテーマパークには行きづらい。そこで今夏のレジャーは密集や密閉を回避しつつ、かつテレワークや外出自粛からのリフレッシュにもなる、自然を楽しむアウトドアへの関心が高まっている。キャンプ場予約サイト「なっぷ」では、7月に入りアクセス数が前年に比べて増加しているもようで、アウトドア用品店ではキャンプ用品の売れ行きが好調という。
ここ数年アウトドア市場は、ソロキャンプ人気やグランピングなどの手軽なキャンプのサービス増加などで、成長マーケットだった。ここにコロナ禍で「3密」を避けたい人が押し寄せたことで、市場規模が一気に拡大しつつある。緊急事態宣言で通常営業できない店も多かったが、ネット通販で消費者のニーズに応えており、関連企業にとってはビジネスチャンスが拡大している。こうした動きが、これから発表が本格化する決算に反映されれば、関連銘柄の人気化にもつながりそうだ。
この日の関連銘柄は、全般相場が軟調なことから目立った動きは少ないものの、釣り具や自転車部品を手掛けるシマノ<7309>が反発。また、ゴールドウイン<8111>も堅調な動きとなっている。