花王が急落、化粧品低迷などで20年12月期業績予想を下方修正

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2020年7月30日 10時22分

花王<4452>が急落している。29日の取引終了後に発表した20年12月期上期(1~6月)の連結業績(国際会計基準)は、売上高6671億5800万円(前年同期比7.5%減)、税引き前利益737億3000万円(同13.8%減)となり、これが嫌気されている。

新型コロナウイルス感染拡大を受けてハンドソープや消毒液といった衛生関連商品は前年を大きく上回った。一方、化粧品事業ではインバウンド需要が減少したほか、マスク着用の常態化などでメイク品が低迷。外出規制や小売り店の臨時休業の影響も受け、収益ともに大幅に減少した。また、ケミカル事業では対象業界の不振により業績が悪化した。併せて、通期の同利益を従来予想の2250億円(前期比6.8%増)から1890億円(同10.3%減)へ下方修正している。

出所:MINKABU PRESS

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