北陸電が急反発、修繕費減少や燃料価格下落で第1四半期経常は2.7倍増益
北陸電力<9505>が急反発している。29日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の連結経常利益が前年同期比2.7倍の154億100万円に急拡大して着地したことが好材料視されている。
売上高は総販売電力量の増加があったものの、燃料費調整額の減少などから1473億1100万円と前年並みだった。一方、利益面は火力発電設備に係る修繕費の減少や燃料価格の下落を受け大幅増益となった。なお、通期業績予想は未定のままとしている。