エレマテック---1Q減収も、スマートフォン関連部材及びウイルス対策用品の販売は増加
エレマテック<2715>は29日、2021年3月期第1四半期(20年4月-6月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比6.8%減の396.69億円、営業利益は同32.4%減の7.88億円、経常利益は同35.8%減の7.02億円、親会社に帰属する四半期純利益は同41.4%減の4.79億円となった。
スマートフォン向け各種関連部材やウイルス対策のための衛生関連用品等の販売は増加したものの、主に新型コロナウイルス感染症の影響による自動車市場における生産活動の停滞の影響を受け、減収減益となった。
2021年3月期通期については、同日、連結業績予想を発表した。売上高が前期比0.9%減の1,740.00億円、営業利益が同7.7%減の44.00億円、経常利益が同6.7%減の42.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.1%減の29.00億円としている。
また、2021年3月期の配当についても、同日発表した。配当額は前期と同額を維持し、中間配当は1株当たり13.00円、期末配当は1株当たり19.00円、2021年3月期の1株当たり年間配当金は32.00円となる見込み。
《ST》