ペプドリが米レイズバイオ社とペプチド放射性医薬品に関する戦略的共同研究開発契約を締結
ペプチドリーム<4587>がこの日の取引終了後、米レイズバイオ社(カリフォルニア州)とペプチド-放射性核種薬物複合体(ペプチド放射性医薬品)の創製に関する戦略的共同研究開発契約を締結したと発表した。
今回の契約締結により、ペプドリは両社で選定した標的分子に対し、独自の創薬開発プラットフォームシステム「PDPS」を用い、複数のプログラムでペプチド薬物複合体として使用する新たなペプチドの同定及び最適化を実施する。一方、レイズバイオ社は、それらペプチドを用いたペプチド放射性医薬品に関する全世界での開発及び商業化の独占的な権利を有するという。これに伴い、ペプドリはレイズバイオ社から契約一時金として一部株式を受け取るほか、今後、開発及び商業化の進捗に合わせてマイルストーンや、製品化後は売り上げ金額に応じたロイヤルティーを受け取ることになるが、金額については非開示としている。なお、20年12月期業績への影響は軽微としている。