日経平均は143円安、中国財新非製造業PMIは予想下回るも相場への影響は限定的

市況
2020年8月5日 11時26分

日経平均は143円安(11時15分現在)。日経平均寄与度では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ヤマハ<7951>などがマイナス上位となっている。一方、エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>、キッコーマン<2801>などがプラス上位となっている。セクターでは、陸運業、空運業、電気・ガス業、海運業、ゴム製品が下落率上位、石油石炭製品、非鉄金属、その他製品、鉱業、鉄鋼が上昇率上位となっている。

東京株式市場は昨日までの2日間で日経平均が800円を超す上昇となった後ということもあり、売り優勢の展開。ただ、下げた場面では押し目買いも見られ、下値を売る動きとはなっていない。昨日4-6月期決算を発表し、値動きが注目されたソニー<6758>が朝方は高かったが、その後目先材料出尽くし感からマイナスに転じ、市場の雰囲気をやや重くしている。また、ソフトバンクGは傘下のビジョンファンドを通じて動画投稿サービス「TikTok(ティックトック)」を手掛ける中国バイトダンスに出資しているが、バイトダンスに対しては米トランプ政権が圧力を強めており、同社株には警戒する売りが出ており、ソフトバンクG1銘柄で日経平均を50円ほど押し下げている。10時45分に発表された7月の中国非製造業PMIは54.1で、6月からは4.3ポイント低下。市場予想の58.0も大きく下回った。これを受けた上海総合指数は一時1%を超す下げとなったが、東京市場への影響は限定的だった。

《YN》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.