大正薬HDが後場一段高、海外セルフメディケーション事業急拡大で第1四半期2ケタ営業増益

材料
2020年8月5日 13時11分

大正製薬ホールディングス<4581>が後場一段高。午後0時30分ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高750億2300万円(前年同期比24.5%増)、営業利益93億8900万円(同12.8%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。

ハウザン社(ベトナム)やUPSA社(フランス)の連結子会社化により、海外セルフメディケーション事業が急拡大したことが牽引役となった。また、医薬事業で骨粗鬆症治療剤「エディロール」、2型糖尿病治療剤「ルセフィ」、骨粗鬆症治療剤「ボンビバ」などが伸長したことも寄与した。最終利益はハウザン社の子会社化に伴う段階取得差益がなくなったため、60億6400万円(同44.9%減)となった。

なお、21年3月期通期業績予想は、売上高2895億円(前期比0.3%増)、営業利益200億円(同5.4%減)、最終利益130億円(同35.6%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.