マナック急騰、コロナ禍で抗菌剤の販売が急増し第1四半期2.4倍経常増益
マナック<4364>が急騰している。7日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の連結経常利益は前年同期比2.4倍の2億3500万円に急拡大しており、これを好感する買いが入っている。
新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、感染予防効果を発揮する固定化抗菌剤「Etak」の販売が大幅に増加したことに加え、電子材料や工業薬品などの好調継続でファインケミカル事業の収益が拡大したことも増益に貢献した。第1四半期実績だけで、通期計画5億3000万円に対する進捗率が4割を超えており、業績上振れも期待できる状況にある。