イメージワン---3Qも2ケタ増収、地球環境ソリューション事業が太陽光発電所の売却により大幅増収

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2020年8月18日 12時18分

イメージワン<2667>は7日、2020年9月期第3四半期(19年10月-20年6月)決算を発表した。売上高が前年同期比16.6%増の11.08億円、営業損失が3.82億円(前年同期は1.42億円の損失)、経常損失が4.17億円(同1.49億円の損失)、四半期純損失が4.43億円(同4.66億円の損失)となった。

ヘルスケアソリューション事業の売上高は前年同期比54.7%減の3.80億円、セグメント損失は0.73億円(前年同期は0.69億円の利益)となった。減収赤字要因は、新型コロナウイルスの影響で主力製品であるPACS(医療用画像管理システム)の複数更新案件が延期等になっていることやクラウド型電子カルテ「i・His」への先行投資による人件費等の固定費増加に起因している。病院業務の省力化、サービス提供の短縮化、低コストでの導入を可能とした「i・His」は、引き合い、受注件数とも増加してきており、またPACSにおいては、新製品である「CLEVINO」が高機能でコストパーフォーマンスがよいことから引き合いが増加しており、事業拡大に積極的に取り組んでいる。

地球環境ソリューション事業の売上高は同553.2%増の7.28億円、セグメント損失は0.60億円(前年同期は0.21億円の損失)となった。地球環境にやさしい再生エネルギー分野では、太陽光発電所(低圧26区画)の売却により、大幅な増収となった。現在、高圧の太陽光発電のビジネスも複数展開中であり、国の進める再生エネルギーの主電源化に資する風力発電、バイオマス発電についても積極的に展開している。また、GEOソリューションについても、代理店契約中のスイスPix4D社製の三次元画像処理ソフトは、測量、建設分野でのニーズが増加していることや保守メンテナンスのソリューション事業が増大し、AIを活用したソリューション事業拡大へ展開するとしている。

2020年9月期通期については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比11.5%減(前回予想比11.5%減)の23.00億円、営業損失が4.60億円、経常損失が4.90億円、当期純損失が5.50億円としている。

《ST》

提供:フィスコ

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