トミタ電機が続落、上期営業損益が計画下振れ
トミタ電機<6898>が続落している。8月31日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(2~7月)連結業績について、営業損益が6200万円の赤字から7800万円の赤字(前年同期1億200万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。
フェライトコア販売で中国市場において5G通信、クラウド、データセンター向けの需要が拡大したほか、マスク製造装置向けの特需も重なり、売上高は4億6800万円から5億6200万円(前年同期比5.6%増)へ上振れた。ただ、国内における年金資産の下落による退職給付引当金繰入などにより、営業損益は悪化したという。