ジャストプランニング---2Q減収も、ASP事業のASP利用料売上は回復基調へと推移

材料
2020年9月14日 11時07分

ジャストプランニング<4287>は11日、2021年1月期第2四半期(20年2月-7月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比15.2%減の10.37億円、営業利益が同30.7%減の0.93億円、経常利益が同29.9%減の0.97億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同94.4%減の0.05億円となった。

ASP事業の売上高は前年同期比8.3%減の3.95億円、セグメント利益は同11.2%減の2.66億円となった。新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う休業要請により、休業を余儀なくされた取引先に対し、引き続き5月まで事業継続支援として休業店舗のASP利用料請求を中止した。この結果、5月のASP利用料の売上は前年比で16.0%減となった。また、並行してテイクアウト業態のためのシステム化提案等柔軟な対応も行い、6月以降のASP利用料の売上は、前年比で6月は2.7%増、7月は3.7%増となり、徐々に回復基調へと推移した。

システムソリューション事業の売上高は前年同期比69.8%減の0.43億円、セグメント利益は同72.8%減の0.07億円となった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、受注済案件等のシステム導入計画に対する延期が発生し、大きな影響を受けた。

物流ソリューション事業の売上高は前年同期比2.4%減の5.11億円、セグメント利益は同1.1%減0.49億円となった。外食チェーン企業等に対する物流ソリューションやマーチャンダイズソリューション、本部業務代行等のソリューションサービス事業を展開している。

太陽光発電事業の売上高は前年同期比8.1%減の0.58億円、セグメント利益は同2.9%減の0.28億円となった。3拠点において、太陽光発電設備による電力会社への売電事業を行っている。

その他事業の売上高は前年同期比52.6%減の0.28億円、セグメント利益は同54.4%減の0.21億円となった。新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う休業要請により、福岡の1店舗は5月の緊急事態宣言解除後より営業再開、および東京の居酒屋業態は時短営業ならびにテイクアウト販売にて事業活動の推進に務めた。この結果、店舗の売上は、前年比で5月は86.5%減、6月は54.6%減、7月は42.9%減となっている。

2021年1月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の終息時期の見通しが不透明であり、現時点で合理的な算定が困難であることから公表していない。今後算定が可能となった時点で速やかに公表するとしている。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.