コジマがカイ気配スタート、20年8月期業績は計画上振れで着地
コジマ<7513>がカイ気配スタートとなっている。6日の取引終了後、集計中の20年8月期単独業績について、売上高が2740億円から2880億円(前の期比7.4%増)、営業利益が26億円から72億円(同12.0%増)、純利益が18億円から60億円(同9.1%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。
新型コロナウイルス感染症の拡大などによって、テレワークで使用するパソコンや周辺機器の需要が急増したことに加えて、テレビ、ゲーム機、調理器具などの「巣ごもり」に役立つ商品が好調に推移した。また、PB商品の拡売で売上総利益率が改善したことや、固定費の削減や変動費のコントロールに努めたことも寄与した。
同時に従来10円を予定していた期末一括配当を12円にすると発表した。前の期に比べると2円の増配となる。