JINSHDが急反発、21年8月期の大幅増収増益と増配見通しを好感
ジンズホールディングス<3046>が急反発している。9日の取引終了後、21年8月期の連結業績は売上高718億円(前期比19.2%増)、経常利益77億5000万円(同33.0%増)になりそうだと発表。いずれも2期ぶりに過去最高を更新する見通しとなり、これを好材料視する買いが入っている。
今期は国内アイウエア事業で下期に向けて客足が回復し、既存店売上高は前期比16.9%増を見込む。また、新規出店は国内20店舗、海外15店舗の純増を計画し、EC販売は一段の拡大を予想する。好調な業績を踏まえ、今期の年間配当は前期比32円増の57円に大幅増配する方針とした。なお、同時に発表した20年8月期の売上高は602億5800万円(前の期比2.6%減)、経常利益58億2700万円(同16.9%減)だった。