サインポストが急反落、今期最終を赤字拡大に下方修正し配当も無配転落
サインポスト<3996>が急反落している。12日の取引終了後、21年2月期の単独業績予想について、売上高を23億500万円から20億6500万円(前期比2.7%減)へ、営業損益を3億7000万円の赤字から7億2700万円の赤字(前期1億7600万円の赤字)へ、最終損益を3億7800万円の赤字から7億3700万円の赤字(同2億6000万円の赤字)へ下方修正した。
コンサルティング事業における進行中のプロジェクトの計画や営業活動の状況を考慮したことが要因。また、ソリューション事業で下期にバッチ処理高速化ソリューション「ユニケージ」の受注を見込んでいたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により営業活動に制約を受けたことも響くという。また、業績予想の修正に伴い、従来2円50銭を予定していた期末一括配当を無配にするとあわせて発表した。
なお、同時に発表した第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高10億1600万円(前年同期比3.5%減)、営業損益3億5200万円の赤字(前年同期2700万円の赤字)、最終損益3億3500万円の赤字(同8200万円の赤字)だった。