東京株式(大引け)=22円安、様子見ムードのなか薄商いで小幅反落

市況
2020年10月26日 15時40分

週明け26日の東京株式市場は売り買いともに様子見ムードが強まり、日経平均は朝方高い場面もあったがその後はすぐに値を消す展開となった。

大引けの日経平均株価は前営業日比22円25銭安の2万3494円34銭と小幅反落。東証1部の売買高概算は8億839万株、売買代金概算は1兆5929億6000万円。値上がり銘柄数は815、対して値下がり銘柄数は1245、変わらずは118銘柄だった。

きょうの東京市場は売り買いともに手控えられ、日経平均は前日終値を挟んで狭いレンジでもみ合った。前週末の米国株市場では追加経済対策を巡る先行き不透明感を背景に方向性が定まらず、NYダウが小幅安ながらナスダック総合指数は高くなるなどまちまちの動き。大統領選を来週に控えていることや、欧州を中心に新型コロナウイルス感染が再拡大していることで積極的な買いポジションは取りにくく、それは東京市場も同様。前引け時点では値上がりと値下がり銘柄数が拮抗していたが、後場に入ると手仕舞い売りが出て値を下げるものが目立った。業種別では非鉄や電機セクターが高い一方、金融や情報通信セクターに売りが出た。閑散商状が極まっており、売買代金は1兆6000億円台をわずかながら割り込み、8月24日以来約2カ月ぶりの低水準だった。

個別では、ソニー<6758>が堅調、村田製作所<6981>も買いが優勢だった。ファーストリテイリング<9983>が上昇したほか、キヤノン<7751>、NEC<6701>も値を上げた。信越化学工業<4063>も堅調。エスケイジャパン<7608>がストップ高、一蔵<6186>も一時値幅制限いっぱいに買われた。サンデンホールディングス<6444>が物色人気。東邦亜鉛<5707>が値を飛ばした、日本電波工業<6779>なども買いを集めた。

半面、ソフトバンクグループ<9984>が下値模索、ネクソン<3659>も売られた。エムスリー<2413>が下落したほか、アサヒグループホールディングス<2502>、資生堂<4911>なども値を下げた。レーザーテック<6920>も軟調。メディカル・データ・ビジョン<3902>が急落、キャリアリンク<6070>も大きく値を下げた。ラクーンホールディングス<3031>、日本M&Aセンター<2127>も大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2020年10月26日 16時34分

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