荏原実業が一時10%高、20年12月期業績及び配当予想を上方修正

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2020年11月5日 9時26分

荏原実業<6328>が続急伸して一時、前日比310円(9.9%)高の3450円に買われている。4日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、売上高を295億円から300億円(前期比5.5%増)へ、営業利益を21億5000万円から28億円(同38.3%増)へ、純利益を16億円から20億円(同32.2%増)へ上方修正したことが好感されている。

水処理セグメントで、上下水道設備の更新や防災関連の売り上げが増加したほか、環境セグメントで陰圧装置などの感染症対策製品の売り上げが増加したことが寄与した。

また、業績予想の修正に伴い、期末配当予想を30円から70円に引き上げるとあわせて発表しており、これも好材料視されている。年間配当は100円(従来予想60円)となり、前期実績に対しては40円の増配になる予定だ。

なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高219億3300万円(前年同期比1.7%増)、営業利益22億9800万円(同39.1%増)、純利益16億8500万円(同36.0%増)だった。

出所:MINKABU PRESS

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