JIG-SAW---3Qは売上高が22%増、マネジメントサービス事業が上場来23四半期連続で過去最高の月額課金売上

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2020年11月9日 10時52分

JIG-SAW<3914>は、6日、2020年12月期第3四半期(20年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比22.0%増の16.00億円、営業利益が同18.0%減の2.06億円、経常利益が同15.3%減の3.46億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同15.8%減の2.34億円となった。

マネジメントサービス事業の売上は、当第3四半期連結累計期間も、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けることなく、引き続き解約率の低い月額課金案件の受注獲得を推し進めており、月額課金売上は、前年同期と比較して2.77億円純増し、上場以来23四半期連続で過去最高のプラス成長となり、極めて堅調に推移している。

IoT分野は、IoTエンジン「neqto: 」をベースにグローバルでの展開を前提にした大手クラウドプラットフォームとの提携による統合ソリューションやOEMライセンスビジネスの開始を通じてエンタープライズ顧客へのサービス提供を可能にし、世界中の様々な機器・装置・機械に内蔵・搭載するための当社ライセンスビジネスの着実な深耕が進んでいる。また、需要の高い既存サービスに加え、グローバルでのライセンスビジネス開始に伴うIoTデータコントロールサービス及び自動制御システムの研究開発(R&D)業務の大幅な拡大を見込み、来春、札幌に所在する自社サービス拠点であるコントロールセンターを追加開設(従来面積の約2.5倍に拡大)することを決定している。なお、将来の事業成長に向けた研究開発費・販売促進費・人件費・グローバル展開のための先行投資を、前年同期と比較して約2.69億円大幅増加させている。

2020年12月期通期については、ストック型ビジネスの堅調な推移により、現時点において過去最高の売上高となることが確実な状況だが、グローバルなIoT事業の成長及び事業投資に関する不確定な要素が多く、適正かつ合理的な業績予想の策定が困難であるため、連結業績予想を発表していない。

《NB》

提供:フィスコ

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