資生堂は売り先行後に持ち直す、20年12月期業績予想を下方修正も影響限定的

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2020年11月11日 9時29分

資生堂<4911>は売り先行でスタートした。同社は10日取引終了後に、20年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比91.4%減の89億600万円となったことなどがネガティブ視された。ただ、注力しているスキンケアカテゴリーなどが回復基調にあるとしていることから、売り一巡後は持ち直す動きとなっている。

売上高は同22.8%減の6536億7500万円で着地。新型コロナウイルス感染症の影響で売り上げが減少したほか、減産に伴う工場生産性の悪化、在庫適正化に向けた管理強化に伴う在庫評価額の見直しが影響した。

あわせて、20年12月期通期の連結業績予想を下方修正。第4四半期も市場回復の遅れが一定程度継続するとみて、売上高見通しは前期比19.1%減の9150億円(従来予想は9530億円)、営業損益見通しは100億円の赤字(従来予想は損益トントン)に引き下げた。

出所:MINKABU PRESS

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