アエリア---3Q減収減益も、コア事業であるITサービス事業は収益基盤が安定

材料
2020年11月17日 12時16分

アエリア<3758>は13日、2020年12月期第3四半期(2020年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.6%減の203.74億円、営業利益が同78.2%減の4.79億円、経常利益が同80.3%減の4.11億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が43.98億円(前年同期は13.84億円の利益)となった。

ITサービス事業の売上高は前年同期比26.8%減の28.79億円、営業利益は同47.9%減の2.04億円となった。オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業を行うファーストペンギン、及びデータサービス事業を行うエアネットが安定した収益を獲得しているが、アフィリエイト広告収益の減少及び決済代行事業における貸倒引当金繰入額の計上により売上高並びに営業利益が減少した。

コンテンツ事業の売上高は前年同期比12.7%減の111.82億円、営業利益は同91.4%減の1.42億円となった。新型コロナウイルス感染症の拡大によりイベント等の延期或いは中止に伴い収益が伸びず、またソフトウエアの開発費及び償却費が増加し、売上高並びに営業利益が減少した。

アセットマネージメント事業の売上高は前年同期比29.1%増の63.86億円、営業利益は同17.1%減の1.31億円となった。新型コロナウイルス感染症の拡大により新規案件の獲得が進まず、費用の支出が先行したことにより営業利益が減少した。

2020年12月期通期については、売上高が前期比8.3%減の260.00億円、営業利益が同77.9%減の5.00億円、経常利益が同86.4%減の3.00億円、親会社株主に帰属する当期純損失が42.00億円とする5月22日に修正した業績予想を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.