日本製鉄が続伸、北海製鉄第2高炉の稼働を再開

材料
2020年11月24日 14時32分

日本製鉄<5401>が続伸している。この日、室蘭製鉄所構内で製銑設備を保有する北海製鉄第2高炉について、7月8日に「吹き止め」して改修工事を実施してきたが、11月22日に「火入れ」を行い、稼働を再開したと発表しており、これが好感されている。

今回の改修では、同社では初めてとなる高炉本体を覆う「鉄皮(てっぴ)」をそのまま残した状態で、関連設備・耐火物の更新を行う工法を採用。また、最新の高度ICTとして、数学モデルを用いた炉内状況予測システムを導入し、鉄鉱石などの原料投入量や炉内への熱風吹込み量についてAIにて最適な操業条件を自動で調整することを可能としたという。これにより、高炉操業安定化が図れるとともに、高炉作業オペレーターの負荷軽減にもつながるとみられ、更に同高炉の運用により得られた結果を他製鉄所の高炉にも活用することで、全社ベースでの安定生産や生産性向上を図るとしている。

出所:MINKABU PRESS

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