エヌピーシーが一時8%超の上昇、バイデン政策に乗り太陽電池市場で活躍期待
エヌ・ピー・シー<6255>が大幅高、一時8.2%高の672円に買われる人気となった。同社は太陽電池製造装置を展開し、米国での需要獲得が進んでいる。来年にバイデン新政権が発足すれば、再生可能エネルギー関連への巨額の政策投資が見込まれ、同社の収益環境に強力な追い風となる。米国の太陽電池市場は、足もとこそコロナ禍で伸び悩んでいるものの、中期拡大余地は高水準とみられている。2020年の予測設置量18ギガワットから向こう5年間で約100ギガワットの設置が見込まれているが、バイデン政権となれば一段の上乗せが濃厚。同社はその恩恵を享受する銘柄として投資資金の継続的な攻勢が観測されている。
最終更新日:2020年11月30日 12時56分