<注目銘柄>=ヤマダHD、今期業績の上振れに期待

材料
2020年11月27日 10時01分

ヤマダホールディングス<9831>に注目したい。家電量販店最大手の同社は、少子高齢化が進行するなか、住宅やリフォーム事業を強化し家電依存から多角化を図る戦略が奏功し業容を拡大している。傘下の大塚家具<8186>の赤字も解消され経営体質が改善傾向をたどっている。また、主力の家電部門もテレワーク導入加速の動きを背景とした消費者のライフスタイルの変化を受け、パソコン関連のほか、ドラム式洗濯機や大容量冷蔵庫など高価格帯の製品の売れ行きが好調だ。第2四半期の連結営業利益は前年同期比86.1%増の460億1000万円となったが、これを受けて21年3月期通期についても従来予想の615億円から752億円(前期比96.2%増)へ大幅増額修正した。しかし、市場では更なる上方修正への期待がある。

指標面でPBRは0.6倍台と同業他社比較しても割安さが際立っている。株価は8月下旬の戻り高値形成後は調整が続いていたが、足もと25日移動平均とのマイナスカイ離をほぼ解消しており、先行き600円台を意識する強調展開が見込める。(れい)

出所:MINKABU PRESS

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