東合成がS高カイ気配、低コストかつCO2負荷の少ないシングルナノセルロース開発を引き続き好材料視

材料
2020年11月27日 13時50分

東亞合成<4045>がストップ高カイ気配。25日、東京大学大学院農学生命科学研究科・磯貝明特別教授のグループらとの共同研究で、低コストかつCO2負荷の少ないシングルナノセルロースを開発したと発表しており、引き続きこれを好材料視した買いが入っている。

同製品は、分散や乳化などの工程において、シングルナノセルロースにまで容易に解繊することが可能な新しい酸化セルロース。非可食性バイオマス由来のセルロースナノファイバー(CNF)は、性質として軽く、強く、しなやかな透明の素材であることから自動車部材などの高機能材料への応用が加速しているが、一方で木材などから得られるセルロース繊維をシングルナノセルロース(毛髪の1万分の1の細さ)まで解繊する(解きほぐす)には多大なエネルギーが必要であり、CO2負荷が大きくなるとともに製造コストがかさむという問題があった。同製品により、解繊に必要なエネルギーの低減及び低コスト化を図ることができるとしており、既存のセルロースナノファイバーと比べ5分の1程度の販売価格を目指しているという。

出所:MINKABU PRESS

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