5日と25日線【ゴールデンクロス】低PER&低PBR 31社選出 <テクニカル特集> 11月27日版
27日の東京株式市場は、外国為替市場の円高や週末要因も考慮して利益確定売りに押される展開が想定されたが、実際は大型株中心に幅広く買い優勢の地合いとなった。新型コロナウイルスの感染者数拡大に対する懸念も、ワクチン開発期待を背景とした経済正常化への思惑が勝り、リスクを取る動きを後押しした。半導体関連などハイテク株や、鉄鋼、非鉄と言った景気敏感株が堅調だったほか、不動産セクターにも買いが目立った。全体売買代金はTOPIXリバランスに伴う売買の影響もあって3兆4000億円台の高水準となった。日経平均株価は前日比107円高の2万6644円と4日続伸。東証1部の値上がり銘柄数は1500、値下がり銘柄数は608、変わらずは68。
本特集では、テクニカル指標「移動平均線のゴールデンクロス」と割安・割高感を示す株価指標「PER」、理論上の解散価値を示す「PBR」に注目しました。東証1部において、短期的な上昇トレンドに転換した可能性が高まった、5日と25日移動平均線がゴールデンクロスを27日に示現した銘柄をピックアップ。その中から予想PERが東証1部平均 27.25倍、PBRが 1.31倍を下回り、割安感が強い 31社を選び出しました。
選出した銘柄は、本格的な上昇トレンドに転換しない場合でも、PER・PBRが低く下値が限られるため、損失リスクが低いといえます。他の指標も併せて吟味し、買い候補として注目してはいかがでしょう。
⇒⇒ 2部・新興市場を含めた全銘柄版「5日と25日移動平均線のゴールデンクロス」も、併せてご活用ください。
銘柄名 PER PBR
<1898> 世紀東急 6.8 0.91
<8061> 西華産 9.7 0.62
<7987> ナカバヤシ 9.9 0.67
<8052> 椿本興 10.5 0.89
<5388> クニミネ 10.6 0.80
<1930> 北陸電工 10.9 0.78
<3176> 三洋貿易 11.1 0.98
<8059> 第一実 11.1 0.84
<5334> 特殊陶 11.3 0.98
<8349> 東北銀 11.6 0.27
<6742> 京三 12.5 0.63
<6294> オカアイヨン 12.6 0.75
<6814> 古野電 12.8 0.90
<5933> アルインコ 12.9 0.68
<4061> デンカ 13.1 1.12
<8358> スルガ銀 13.7 0.31
<9760> 進学会HD 14.2 0.36
<8173> 上新電 14.9 0.80
<6485> 前沢給装 15.4 0.72
<6924> 岩崎電 15.5 0.37
<9628> 燦HD 15.7 0.50
<8157> 都築電 15.8 0.96
<7739> キヤノン電 17.1 0.64
<8276> 平和堂 17.1 0.70
<9729> トーカイ 17.7 1.07
<9414> BS11 18.5 1.02
<6393> 油研工 20.9 0.38
<5208> 有沢製 21.4 0.69
<6741> 信号 21.6 0.76
<4205> ゼオン 22.3 1.09
<2982> ADWG 24.2 0.48
※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
株探ニュース