クシムが4連騰で底値離脱気配、11月エンジニア稼働率目標達成と株式需給思惑も
クシム<2345>が4日続伸、じりじりと下値を切り上げる展開で5日・25日移動平均線を上回り底値離脱の気配を漂わせている。学習ソフトの製造販売を手掛けるほかブロックチェーンなどITソリューション分野にも積極展開する。7日取引終了後、子会社クシムソフトのシステムエンジニアリングサービスにおける11月エンジニア稼働率は96.0%とシステムエンジニアリングサービス事業の単月黒字となる損益稼働率を達成し、同時にクシムソフト目標値を達成したと発表、これが株価にポジティブに働いている。株式需給面ではライツ・オファリングにより発行する新株予約権行使に絡む思惑も市場では取り沙汰されるほか、直近は外形証券経由の空売り急増でその買い戻しへの思惑も株価を刺激しているもようだ。