旭化成が反発、同社の着色セルロース微粒子を用いた新型コロナ抗原検査キットが米国で発売開始

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2020年12月9日 10時01分

旭化成<3407>が反発している。8日の取引終了後、同社の着色セルロース微粒子「NanoAct」を用いた米アクセス・バイオ社の新型コロナウイルス抗原検査キット「CareStart COVID-19 Antigen」が、米国食品医薬局(FDA)の緊急使用許可を受けて米国での販売を開始したと発表しており、これが好感されている。

「CareStart COVID-19 Ag」は、約10分と短時間で検査が可能な迅速検査キット。これに採用された「NanoAct」は主に迅速検査キットの標識粒子として用いられ、インフルエンザ検査キットなどにも使用されている着色セルロースナノ粒子で、豊富な発色バリエーションや、陽性判定ラインの発色の良さによりユーザーの視認性が向上することから、今回の採用に至ったという。なお、「CareStart COVID-19 Ag」は欧州ではCEマークも取得しており、今後欧州や東南アジアやアフリカ諸国でも順次販売が開始される予定という。

出所:MINKABU PRESS

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