フリービット---2Q営業利益は倍増、インフラ系の利益進捗好調で通期予想も引き上げ

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2020年12月14日 9時35分

フリービット<3843>は11日、2021年4月期の第2四半期累計(20年5月-10月)の連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.8%増の281.17億円、営業利益が同2.02倍の19.89億円、経常利益が同2.23倍の20.29億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が14.05億円(前年同期は1.81億円の損失)となった。

インフラテック事業、不動産テック事業などにおける業績拡大が大きく寄与した。インフラテック事業では、MVNO支援パッケージサービスなどの通信インフラサービス需要が拡大した。不動産テック事業では、集合住宅向けISPシステム「SPES」の既存物件への導入を中心に提供戸数拡大を進めた結果、集合住宅向けインターネット接続サービスが順調に伸びた。

同社は併せて2021年4月期通期(20年5月-21年4月)の連結業績予想の修正を発表した。子会社のオフバランス化により、売上高予想を従来の540.00億円から520.00億円へと引き下げた。ただ、インフラテック事業、不動産テック事業の収益増を踏まえ、営業利益予想を19.00億円から24.00億円、経常利益予想を17.00億円から23.00億円とそろって引き上げた。親会社株主に帰属する当期純利益の予想は、次期中期経営計画を見据えた投資を実行しつつも、従来の2.00億円の赤字から7.50億円の黒字へと上方修正した。

同社は決算説明に加え、次期中期経営計画を見据えた今後の展開を自社ホームページで公開している。

《ST》

提供:フィスコ

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