海運株が買われる、ワクチン普及に伴うグローバル物流回復見込み買い優勢に

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2020年12月17日 12時45分

日本郵船<9101>、商船三井<9104>など大手を中心に海運株に買いが集まっている。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は今月9日を境に上昇歩調を続け、前日時点で1296まで上昇、10月下旬以来の1300台乗せを目前としている。新型コロナワクチンの普及により世界景気が改善傾向を示せば、グローバル物流の影響を受ける海運セクターにも追い風となる。市場では「ばら積み船だけでなくコンテナ運賃も上昇傾向にあるほか、特に最近は中国から米国向けの荷動きが活発となっており、(海運セクターは)収益環境の改善が意識されている。また、きょうは野村証券が海運大手3社についてレーティング据え置きながら目標株価の大幅引き上げを行っており、これもポジティブ視された」(準大手証券ストラテジスト)としている。

出所:MINKABU PRESS

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