サツドラHDはしっかり、21年5月期営業利益予想を上方修正
サツドラホールディングス<3544>はしっかり。前週末18日の取引終了後、21年5月期の連結業績予想について、営業利益を2億円から5億円(前期比39.1%減)へ、純利益を1億円から4憶円(同3.5倍)へ上方修正したことが好感されている。
マスク、消毒液など衛生関連用品や、巣ごもり消費の拡大による食品、日用品の需要が増加した一方、インバウンドフォーマットの売り上げ低迷で、売上高は850億円(同4.8%減)の従来見通しを据え置いた。ただ、新規出店の抑制やESLP(エブリデー・セイム・ロープライス)を中心とした販促全体の見直し、人件費を含むその他経費の削減が寄与した。
なお、第2四半期累計(5月16日~11月15日)は、売上高425億7100万円(前年同期比5.5%減)、営業利益2億6100万円(同88.0%増)、純利益3億9600万円(前年同期1億8800万円の赤字)だった。