西松屋チェの第3四半期営業利益は3.7倍で通期計画上回って着地

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2020年12月21日 17時08分

西松屋チェーン<7545>がこの日の取引終了後、第3四半期累計(2月21日~11月20日)単独決算を発表しており、売上高1231億4000万円(前年同期比13.3%増)、営業利益109億400万円(同3.7倍)、純利益75億1300万円(同4.2倍)と通期計画の営業利益を上回って着地した。

粉ミルクやベビーフードなどの食料品、紙おむつやウェットナップなどの消耗品、玩具など雑貨部門が期間を通じて非常に好調だった。また、衣料部門ではベビー・マタニティ、子供衣料ともに好調に推移した。更に、値下げロス率の減少で売上総利益率が改善したことや、インターネット販売にかかる送料、水道光熱費などの経費が減少したことも寄与した。

なお、21年2月期通期業績予想は、売上高1590億円(前期比11.2%増)、営業利益107億円(同5.6倍)、純利益72億7600万円(同6.8倍)の従来見通しを据え置いている。

また、12月度(11月21日~12月20日)の月次売上高速報を発表しており、既存店売上高は前年同月比15.3%増と14カ月連続で前年実績を上回った。来店客数が同13.0%増と大きく伸びたほか、気温が低下したことで、冬物衣料の売り上げが伸長した。加えて、育児・服飾雑貨の売り上げも好調だった。

同時に、上限を41万7000株(発行済み株数の0.67%)、または5億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は20年12月22日から21年2月4日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の実行及び株主への利益還元を目的としているという。

出所:MINKABU PRESS

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